令和7年度災害ボランティア入門講座【令和7年6月7日(土)実施】

2025.07.09  センターからのお知らせ

6月7日(土)、令和7年度災害ボランティア入門講座を実施しました。

昨年度に引き続き、講師はお二方お招きしました。

お一人目は、京都市行財政局防災危機管理室より新井氏お越しいただき、「災害に強いまち京都」の取組を中心にお話しいただきました。

お二人目は、毎年本センターの入門講座講師をお引き受けくださっています一般社団法人ピースボート災害支援センターから関根氏をお招きして、災害ボランティア活動の基本や被災地となった場合にボランティアなどの外部支援を受ける力である「受援力」についてお話しいただきました。

後半は、防災カードゲームの教材「クロスロード」を活用し、参加者同士で意見交換しながら学びを深めました。

今回の参加者は、様々な立場の方が集まりました。年齢も幅広く、学生も多く見かけました。特に「地域での防災・減災の活動に活かすため」といった理由で参加された方が多いことが印象的でした。

 

参加者からは

  • 座学だけでなく、同じ班の方の自分と違う意見を知ることも出来たので、良かった。
  • クロスロードで実際に災害地に行った方や会話することの大切さを改めて知った。
  • 実際の避難所の様子や問題点が知れてよかった。

などと感想をいただいています。

防災カードゲーム「クロスロード」を使用したワークショップでは、被災地の様々なシチュエーションをもとに、参加者それぞれが考えさせられる問いがたくさん用意されていました。参加者各々の考えを伝えて意見を交わすことで、自分とは違う視点を知り、考えを深めることができました。

参加者からは

  • カードゲームを通して色んな意見があることが分かった。
  • 「クロスワード」で実際にボランティア活動されてる方の意見が聞けたことが印象に残った。
  • 状況に応じた判断が重要であると感じた。

参加者の皆さんは、講義・ワークショップともに熱心に参加されていました。今回の入門講座を通して、災害ボランティアに対する心構えが深まれば幸いです。 京都市災害ボランティアセンターでは、このような入門講座にも取組んでいます。随時、ホームページ等でご案内していますので、ご確認ください。